当院では、入れ歯治療に
自信を持って取り組んでいます
多くの方が不適合な入れ歯による悩みを抱えています。
・痛みがあり、噛むことができない
・入れ歯が外れる
・入れ歯が浮く
・話しにくい
・食べ物の味や温度を感じられない
このような悩みの一因として、入れ歯の「厚み」と「変形」が挙げられます。
- 入れ歯の厚み
- 「厚み」に関しては、保険適用内で作られる入れ歯はプラスチック素材のレジンを使用し、強度を出すために2~3ミリの厚みが必要になります。
しかし、この厚みは口内に負担をかけ、狭さや飲み込みにくさ、発音の困難さが生じます。
たとえば、1ミリ未満の髪の毛でも口の中で異物感を感じますから、2~3ミリの厚さは口内に大きな違和感を与えます。
- 入れ歯の変形
- 「変形」に関しては、保険適用のレジン素材は使用するうちに歪みやたわみが生じて変形し、噛む際に歯茎に痛みを感じることがあります。
これらの違和感を減らすためには、薄くても強度がある金属床義歯がお勧めです。
コバルトクロム、チタン、プラチナなどの身体に優しい金属を使用することで、最も薄い部分が0.2ミリ、一番厚い部分でも1ミリという極めて薄い入れ歯を作成することができます。
入れ歯作成の流れ
- 1. 口腔内診査と入れ歯設計
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入れ歯作成の最初のステップは、口腔内の詳細な診査です。
残存歯の状態、欠損部分の粘膜や骨の状態、上下の咬み合わせなどを把握し、入れ歯の設計を行います。
この段階で、入れ歯のクラスプ(固定用のバネ)や床の大きさ、形状などを決めます。
- 2. 印象採得
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次に、口腔内の型取り(印象採得)を行います。
保険でも印象精度を上げるために、スタッフの経験に左右されない自動練和器による寒天・アルジネート印象を当院では採用しています。
また、主に自費で使用する自動練和でのシリコン印象、石膏用の真空練和器を使用、口腔内スキャナーによる印象など様々な方法を駆使しています。
この工程は、入れ歯の精密さと快適さを決定する重要な部分です。
- 3. 咬み合わせの取得
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咬み合わせの関係を模型上で再現するため、患者様の咬み合わせを取ります。
入れ歯が自然で快適な使用感を提供するように調整されます。
- 4. 試適
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試適とは、模型上で作られた入れ歯を実際に口腔内に入れてみて、見た目やフィット感を確認する工程です。
特に前歯の欠損がある場合、この工程は顔貌や口唇の状態に合わせた調整を行うために重要です。
- 5. 完成・装着
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入れ歯が完成したら、患者様に装着します。
この時、痛みや不快感がないかを確認し、必要に応じて微調整を行います。
- 6. 調整
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使用開始後に不具合が生じた場合、再調整を行います。
入れ歯の快適さと機能性を継続的に確保します。
入れ歯作成の各工程は、患者様の快適な食生活と口腔健康に直結しています。
適切な入れ歯は、食事の楽しみを取り戻し、日常生活の質を向上させます。
当院では、保険適用の入れ歯でも自費の入れ歯でも、同じ丁寧な手順で製作し、患者様一人ひとりに合った最適な入れ歯を提供しています。
自由診療で作成する入れ歯を
おすすめしています
当院では金属床義歯やノンクラスプデンチャー、コンフォートデンチャーなどの自由診療の入れ歯をおすすめしています。
自由診療の入れ歯は患者様の症状に応じて最適なものを選ぶことができます。
歯科技工士と綿密に打ち合わせをし、患者さんの口腔内の状態をチェックし、顎の動きや筋肉の動き、咬合や発音、笑顔のバランスなどを考慮しながら製作します。
その結果、自分の歯のように噛みやすく、見た目も自然な入れ歯が完成します。
- 1: 構造設計士の歯科技工士が作成します
- 当院では確かな技術と知識を持った歯科医師と構造設計士の歯科技工士が連携をとりながら、患者さんに適した入れ歯を製作します。
- 2: 話しやすく、疲れにくく、痛みがなく、外れにくく、しっかり噛める
- 自由診療の入れ歯は、従来の入れ歯とは一線を画しています。
従来の入れ歯は型取りをして制作するだけですが、自由診療の入れ歯は患者さんの筋肉の動きや顎関節の動きまで精密に検査し、入れ歯の形に反映させます。
そのため、話しにくい、疲れやすい、痛い、外れる、噛めないといった問題は極めて起こりにくいです。
- 3:誤嚥性肺炎リスクを低減
- 肺炎は、咀嚼機能が低下すると嚥下機能も同様に低下し、誤嚥性肺炎を招く可能性が高まります。
しかし、噛める入れ歯により嚥下機能が改善されるため、誤嚥性肺炎リスクを低減できます。
- 4: 美しい見た目
- 自由診療の入れ歯は、歯や歯茎の色と構造に細部まで配慮されています。
その結果、食事や会話の最中に見られても、入れ歯であることが分からないほど自然な見た目が得られます。
これにより、口元を気にすることなくコミュニケーションが楽しめます。
- 5: 食物の味や温度を十分に感じられる
- 自由診療の入れ歯は、繊細な味覚を取り戻すことができます。
また、高い熱伝導率により、食事を本来の温度で味わうことが可能です。
入れ歯の誤解と正しい理解
「入れ歯=噛めない」ではなく、「しっかり設計された入れ歯=噛める」ことが正しい理解です。
当院で治療を受けた患者さんは、以前は食べられなかった硬い食べ物や弾力のある食べ物も楽しむことができるようになりました。
しっかりと噛める入れ歯を製作するには、「金属素材」の使用だけでなく、入れ歯の設計や生体変化に関する知識と経験が必要です。
- 入れ歯製作に熱意を持つ歯科技工所と提携しています
- 当院は構造設計士でもある歯科技工士と提携しています。
多くの症例を扱ってきた入れ歯専門の技工所で、入れ歯の腕利き職人が集まっています。
この技術力を持つ技工所は日本でも数えるほどしかありません。
入れ歯製作への熱意も非常に高く、そのこだわりぶりは当院の院長も感服しています。
当院では患者さんに適切な入れ歯治療を提供しています。
噛める入れ歯によって、患者さんの食事や会話、そして人生をより楽しく充実したものにできることを目指しております。
- 「残った歯」を長持ちさせることができる設計
- 部分入れ歯を維持するためには、健康な歯にかかる負担を最小限にすることが重要です。
当院では、咬合力学と生体力学を考慮した設計を行っており、このような問題が発生しにくくなっています。
さらなる入れ歯の選択肢:目立ちにくい入れ歯とインプラントを活用した入れ歯
当院で扱っている入れ歯
当院では、金属床義歯やノンクラスプデンチャー、コンフォートデンチャー、インプラントオーバーデンチャーなどを取り扱っています
- 金属床義歯
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金属床義歯は、チタンやコバルト、プラチナなどで作られており、薄くてしっくりとフィットするのが特徴です。
食事をする際に、熱いものや冷たいものの温度感が伝わりやすいため、食べ物がよりおいしく感じられると人気があります。
- ノンクラスプデンチャー
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金属のバネが見えないノンクラスプデンチャーは、目立ちにくい樹脂製のバネを使用して入れ歯を安定させるものです。
金属バネ部分を歯茎に近い色の樹脂で作ることで目立たなくしています。
ただし、金属を使用していないため強度が劣るというデメリットがあります。
これを解決するために、目立たない部分に金属を使用して強度を向上させるオプションも提供しています。
- コンフォートデンチャー
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コンフォートデンチャーは、入れ歯の土台部分が生体に安全な柔らかいシリコンゴムで覆われた入れ歯です。
このシリコンゴムがクッションとして働き、歯ぐきへの痛みや負担を軽減しながら、同時に吸着力を高めるため、噛みやすく、抜けにくくなります。
統計データによると、従来の入れ歯よりも約2倍噛みやすいとされています。
日本国内で8,000以上の歯科医院で取り扱われており、信頼性が高く、日本および米国で特許を取得しています。
また、患者さんの希望や口腔の状況、症状に応じてクッション加工が可能です。 また、実物のモデルもご用意していますので、まずは手にとって素材の柔らかさを感じてみてください。
- インプラントオーバーデンチャー:高い安定性
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インプラントオーバーデンチャーは、2~6本のインプラントを埋め込み、(固定式の義歯の場合は4〜8本)入れ歯を骨から固定する治療です。
患者様が自由に取り外しができ、メンテナンスが簡単で、大きな外科手術が不要なため、身体への負担が少ない治療法です。
部分入れ歯でも全入れ歯でもどちらでも対応可能です。
最適な入れ歯作りをして、
健康寿命を伸ばしましょう
入れ歯の問題で当院に来られる患者さんは、よく「入れ歯が合わない」とおっしゃいます。しかし、「合わない」という言葉の背後には、「痛みがある」「すぐに取れる」「うまく話せない」「食べ物の味が良くない」といった隠れた問題があります。
それぞれの問題へのアプローチは異なります。
当院では、患者様のお話をじっくり聞くことを重視しています。
痛みを感じるタイミングや、どのような食べ物が痛みを引き起こすか、仕事や生活習慣、過去のけがや問題など、歯に関係のないように思われることについても質問します。
患者様もぜひ気兼ねなく、悩みや希望、理想を私たちにお伝えください!
また、適切な入れ歯の作成によって、口元や顔の特徴(見た目)を改善することができます。
見た目はある程度コントロールできるため、歯が元通りの時の写真を持ってきてください。
私たちが、あなたの口元を若返らせ、体も心も元気になる入れ歯を実現するお手伝いを最善を尽くします。