もうすぐ11月後半になります。
あっという間で、今年もあと少しです。
平成最後の冬、皆さん健康にお過ごし頂けたらと思います。
宇部市内も日中でも少しずつ寒い日が増えてきていますし。
風邪を引かれている方も増えている印象がありますので、健康管理にはお気をつけ下さい。
先日、所属する日本臨床歯科医学会の例会に参加してきました。
学会では、大阪でご開業の大森有樹先生が歯科衛生士さんと歯科医師向けにわかりやすい噛み合わせや虫歯、歯周病の管理についてのご講演でした。
虫歯は本来は唾液などで防げる病気なんですが、飲食物の変化やコンビニなど気軽に食べ物などが買える環境になってしまい
普通であれば飲食物で口の中が酸性に傾いて歯の表面が溶ける状態「脱灰」と、唾液の働きで溶けた歯が元に戻る「再石灰化」という状態を繰り返して歯が溶けすぎないようになっています。
唾液の力は偉大で、そうやって歯や口の中を守っているのです(^ ^)
それが、長時間口の中に食べ物が残ったり、ちょこちょこ短い感覚で何かを口にすることで口の中がずっと酸性になって歯が溶けやすい状態が続いてしまいます。
そして小さな穴でも、歯の内部は柔らかいので中で一気に進行して虫歯が大きくなってしまいます。
最近、夏場の暑さで脱水を防ぐのに甘いスポーツドリンクを一日中こまめに摂取する方が増えているので要注意かもしれません(^_^;)
そこで虫歯になりにくい飲食物、間食などは摂取する時間を決めることも大切です。
夏場は砂糖のない水やお茶などはこまめに摂取できますが、カフェイン入りのお茶は利尿作用でトイレで水分を出すと唾液量が減ることもあるので注意がいるかもしれません。
それと、食後はキシリトールガムなどを噛んで、噛むことによって唾液が出ることを利用して口の中を早く中和してあげるのもオススメです♪(´ε` )
年齢や飲まれている薬の副作用、病気などで唾液が減ってしまうと虫歯になりやすいので注意が要りますし
歯周病や加齢的な変化で歯の根っこが出ている場合、根っこは柔らかいので虫歯になりやすく治療も難しくなります。
そういった方は、口の保湿剤などを利用したり適応があれば唾液を出すお薬を使ったり
あと、虫歯になりにくいように歯を強化してくれるフッ素や虫歯の進行止めのお薬を利用して、出来るだけ予防することも大切です。
全てはここでお伝えできませんので、詳しいことがお聞きになりたい場合は直接ご説明するので医院でお声がけ下さい。
また、別の話題として噛み合わせや歯周病などもまたそのうちブログで書いていきたいと思っています(⌒-⌒; )
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