山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
2014年11月10日の開院から
2024年11月10日で当院は無事に10歳を迎えることができました🙌
これも今まで来院して頂いた患者さん、勤務してくれたスタッフ、被せ物や入れ歯など補綴物(ほてつぶつ)を作製してくださる歯科技工士さん、歯科メーカーさんやディーラーさんの担当者の方々、これまで当院に関わってくださった皆さんのおかげで感謝しかありませんm(._.)m
振り返ってみると
なかなか患者さんに来て頂けなかったことを一番思い出してしまいます。
開業時のチラシ以外にほとんど広告などしてこなくて、最近では開業時からされている先生も多いインターネットでの課金広告なども全くしてこなかったので
開業時を知る方は、当初の患者さんの少なさを覚えておられるかもしれませんね(・_・;
ただ、自分が開業した時に思っていたのが
必要な治療時間が取れないとか、あっちこっちの患者さんのところに行ったり来たりするような治療ではなく
1回の治療時間がかかっても、拡大鏡を用いて一人一人に向き合った丁寧な治療をしたいと思っていたので
少ない患者さんでも、その分しっかり治療ができたり、色々なお話ができたり
経営的な問題以外は良かった面が多かった気がします^^;
保険治療はどうしても国が低く抑えたままになっているので
普通は上記のように、短時間で効率良く治療をしないと利益が出ないのがあります。
利益が出ないと、設備の導入、スタッフの人件費なども払えなくなってしまうので
治療や患者さんとの時間をとるか、経営面を優先するか、どこの歯科医院もジレンマを抱えています。。。
本来なら自由診療で保険診療より高い費用をいただく代わりに、しっかり時間をかけて治療というのが理想になりますが
保険診療でもできる範囲で治療も相談も受けたいという当院の気持ちもあり💧
そういったことから、当院の経営的な面での苦しさはずっと続いて
スタッフには言えませんでしたが、運転資金が減っていくのを見ながらいつ閉院になるのか不安でいっぱいな日々だったのを覚えています。。。
新型コロナ前後から少しづつ患者さんも増え、それに合わせてスタッフも増えたことで僅かに経営的な不安も減りましたが
自分の性格的と医院の方針的に、いつになっても経営的な不安は拭えない気がしています😅
スタッフ面では
今でも開院時から勤務してくれているスタッフが居てくれて
正社員から産休・育休を経てパートさんに変更、その後再び産休・育休を経て再度復帰と勤務形態は変化しましたが変わらず勤務してくれています。
当院の苦しい時期から支えてくれていることは本当に感謝です。
また、今でも退職したスタッフの中で治療や予防歯科で家族と一緒に当院を受診してくれている方もいてくれるので
当院を退職しても、当院の診療を信用して来院してくれることがとても嬉しいです(^ ^)
未熟な独り身の院長なので、自分で抱えてしまうことも多くてスタッフには迷惑をかけてばかりですが
これからもどんなに苦しくてスタッフに可能な範囲で還元できるように頑張っていきたいと思います😅
これからについては
今後も院内の設備、技術や知識の習得、労働環境などを整え自院に関わる周りの方々に何かしらを還元できるようにしていける医院作りをしていきたいと思います。
やっと10歳で、まだまだ未熟な医院ですが、その分成長の伸び代もまだまだあると思っています😁
次の10年も存続できるように、自分の健康にも気をつけて頑張りますので
今後も当院をよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
お世話になっている銀行さんからお祝いの観葉植物を頂きました。
また、技工所の担当の方からも10年おめでとうございますと言って頂けて。
当院が10年を迎えたことを覚えて頂けてるだけでも嬉しいことですね!!!