山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
ホームページについて
新しいホームページを製作中で、会社を変更することになったのですが
とりあえず今まで使用していたホームページを使えるようにして頂きました。
早速スタッフの方から3月の診療日についてアップしてくれたようですが
ブログ等は上げていけるようなので
新しいものが完成するまでまた投稿などしていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します!
インプラントのガイドシステムについて
今回は歯科医院のデジタル化について
先月は被せ物の形態修正や色付けについての実習を受けてきましたが
先週の土日の連休で、デジタル技術について学んできました。
歯科医院のデジタル化で現在できることは少しづつ増えていますが
多いのが口腔内スキャナーと言われるカメラで歯の型取りをして、そのデータを歯科技工所に送り
そのデータから被せ物などを作製する技術です。
その作製する側の歯科技工所でも、かなり先端を進んでおられて設備も物凄く充実している技工所さんが会場で
中の設備を見ているだけでも楽しくなるような歯科技工所さんでした。
(これで心躍るのはやっぱりおかしいのでしょうね笑)
しかもおしゃれな外観と内観で、上には懇親会などもできるスペースにカウンターバーまで設置されており
男心をくすぐるような秘密基地的な感じでしたね( ^ω^ )
当院では口腔内スキャナーのデータを送って歯科技工所さんで作製もできますし
以前からお伝えしていますが、院内で加工して被せ物を作製することも可能です!
それ以外の活用として矯正治療、インプラント治療がありますが
今回はそのインプラント治療で使うガイドシステムについてです。
ガイドシステムとは、CTで骨の状態を確認し、どこにインプラントを埋入するかを考えてシミュレーションし
その位置にインプラントがくるように、ドリルが僅かに通るくらいの穴を開けた装置のことを言います。
左側が写真がCT上のシミュレーション画像ですが(上の写真は全て当院で作製したものです)
失った歯の形態をデジタル上で再現し、そのデータをCTに取り込みます。
で、その歯の形態をCTに重ね合わせ、歯の形態に対してどこにインプラントがあれば良いか骨を確認しながら位置や深さを考えます。
そこから更にインプラントの太さや長さも考えます。
で、そのシミュレーションしたデータを削り出す機械に送ります。
右側の写真が、そのデータから削り出されたガイドになります。
歯の上に乗せてズレがないか確認しますが、かなり精度良くピッタリはまり
ズレも少なく、考えた位置にインプラントを埋入することが可能となり
安心で安全なインプラントオペが可能になります。
大きなガイドシステムは無理ですが、1本や2本くらいなら当院では院内で作製することが可能です!
この作業も慣れたらそこまで時間がかからないので、短期間で作製可能となります( ´ ▽ ` )
歯科のデジタル化は作業効率や時間短縮などに有用な技術で
今後もどんどん発展していくと思うので
メリットが多ければ当院もできるだけ新しい技術や設備を導入していきたいと思っています。
もちろん、新しいだけで取り入れることが難しいこともまだまだ多く
色々な方の意見を聞いて、自分なりに考えて選択しないといけませんが(^◇^;)
その情報収集と研鑽は欠かさずに続けていきたいと思っています。
当院ではスタッフを募集しております。
もしご興味がある方は見学からでも良いのでお気軽にご連絡ください!