山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
急な寒波で寒い日が続いております。
暖かくして風邪など引かれないように、体調管理などには十分にお気をつけください。
ただ、本当に最近の電気代は凄いですね…
先日の請求を見ると、以前より4倍近くになっているような(~_~;)
どこも値上げラッシュ
(一部円安が落ち着いて、輸入会社さんなんかは値下げしてくれる良心的なところもありますが)
ただ、我々保険医療機関は国が決めた保険点数でしか保険診療はできません。
とてもこの物価高に対応しているとは言えない状況です。
さらに従業員の賃金を上げろと言われておりますが、すでに出ていくお金がもの凄く増えている
なのに、治療費は値上げはできない(金属は使うだけ赤字とニュースで報道されるような状況・・・)
ちゃんと仕入れ値に対して価格転嫁できるように指導していると言っている国が価格転嫁させない業界なのはどうなのか??
何とかして欲しい状況ですね・・・
って、つい愚痴を書いてしまいました(^_^;)
今回のメインはこちらで
急な話で、ホームページを変更するために今月というか今日までで契約解除になりました。
先日いきなり決まってしまったので、報告が遅くなって申し訳ございません。
ただ、このホームページがいきなり見れなくなることはないのでご安心ください。
新しい会社さんが新しいホームページを作成するまで管理もしてくれるようなので
その移行作業が終わるまではしばらくお知らせやブログ投稿などはできなくなりそうで。
しばらく更新できなくなるかと思いますが、更新できるようになったらまた報告させて頂きたいと思っています。
先日の土曜日は休診でご迷惑をおかけしました。
今年1回めの現地でのリアルな勉強で
補綴物と言われる被せ物の形の修正や色の再現法について
本職の歯科技工士さん、しかもレベルの高い日本の技工士さんの中でもトップクラスの方の実習を受けて来ました。
歯科技工士さん向けのセミナーですが、ドクターの参加も可能ということで受講したのですが。
色を塗って歯の色調に似せることは他のセミナーで歯科医師の先生から習って実際に院内でも少ししておりましたが
今回は本職のトップ歯科技工士の先生なので、仕上がりのクオリティがもの凄い(°_°)
しかも、自分でセラミックを盛りながら焼く作業は初めてで
もの凄く大変なことを歯科技工士さんにお願いしているなと思いながら実習をしました(^^;;
時間の関係上、途中までの仕上げになりましたが
こちらは形を調整して色のついたガラス系セラミックを塗って焼いた状態です。
(歯の大きさは元々大きめで設定されていたので左右差があります)
表面の凹凸などをつけたり傷を再現し、色を塗って焼き付けていくだけでもかなり綺麗に仕上がりました^_^
もう1つ
こちらは陶材と言われるガラスセラミックを色を考えながら配置して盛り上げて焼き付ける方法です。
表面の凹凸などをつけてない段階で磨いたりもしていないので、まだ完全な途中段階ですが
複雑な色を出すことが可能になります。
初めての体験で、盛り付けて焼く作業は本当に難しかったですが
講師の先生がわかりやすく教えてくれて、とても有意義な実習を受けることができました( ^ω^ )
前歯は歯科技工士さんにお願いして作製してもらうことが多いですが
自分でやると本当に大変で、模型と歯の写真を見ながら形や色の仕上がりを想像して作製する大変さを実感しました。
当院ではこの色を塗って焼き付ける方法を院内で作製可能にしております。
今回はそれをもっとレベルアップさせるために参加してきましたが
練習を繰り返して、院内でももっと良いものが仕上げられるようにしたいと思っております!
もちろん、自分で全て作製は無理なので
従来通り歯科技工士さんと連携し、よりこだわったセラミックの歯を作って頂くことをやめるわけではありませんが
今回の経験は歯科技工士さんとの連携にも役立つ内容ですし
自分で作製できる環境であれば、間近で患者さんの歯を見て実際に作ることができるのはメリットがあるので
これからも補綴物に関してはこだわって精進していきたいと思います。
当院では歯科衛生士さんを募集しております。
今後主流になってくるかもしれない口腔内スキャナーと言われる、従来の型取りではなくカメラを用いた印象採得ができる機会を導入しております。
また、スキャンしたデータを元に上記のようなセラミックを自院で作製可能にしたり
今後の歯科界を考えて積極的に設備導入などもしております。
ご興味がありましたら、見学からでも構いませんのでご連絡頂けますと幸いです。