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治療院長

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

先週の台風に続いて、東海地方では大雨だったようですね(・_・;

週末、知り合いの方が歯科の大きな学会が名古屋であって、新幹線が止まって着くまでが大変だったと言われてました。

自分も先週の台風では、新幹線が止まるという話で福岡の勉強会への参加をキャンセルしましたが

(台風で新幹線が止まるという話でホテルに相談したら、天候の件は仕方ないからキャンセル料も無くて大丈夫ですと言って頂き助かりました(^◇^;))

今回の学会は参加予定でもなかったのですが

学会に参加された皆さんが問題なかったことを願うばかりです。

今回は入れ歯について

歯がなくなった場合、その後どうするかは大きく分けると4つあります。

1:隣に歯があればブリッジ治療

2:義歯(入れ歯)

3:インプラント

4そのまま何もしない

これ以外に矯正治療で抜いたスペースを埋めるなどの方法もありますが、ちょっと特殊なので含めません^^;

 

大まかにこの4つがあると思います。

お口の中の状態を見て、治療方針などを何が良いかなどを考えていきますが

患者さんの方でインプラントなどは費用や外科的な治療を伴うので難しい場合があります。

当院ではいくつか選択肢を考え、何が良いかをお伝えしながら一緒に検討していくことが多いですが。

この方はインプラントは怖いという気持ちが強く、義歯を選ばれました。

ただ、保険の入れ歯で使う金属のバネが見えるのが審美的に我慢できなくて嫌だと強く言われました。

 

それで下の写真ですが

金属のバネを使わないノンクラスプデンチャーなどと言われる義歯を希望され、作製し装着しております。

金属の代わりにピンク色の歯茎に近い色の材料を伸ばして歯の周囲を少し囲むようにして入れ歯を安定させております。

ただ、モノを噛むと入れ歯が沈み込んで痛みが出てしまうこともあるので、金属の歯の上にレストと言われる沈み込みにくくする装置を付けています。

このレスト、非常に大切なモノなのですが

たまに他の医院さんで作った入れ歯でレストが付いていない入れ歯を見かけます。

これがないと入れ歯の沈み込みが強くなり、見た目は良いけど痛くて噛めない入れ歯になってしまうことがあります。

こういった、食事で使えない入れ歯はおでかけ用にしか使えないことが多く

食事の際は別の入れ歯を使われると言われる方もおられたりします。

このレストですが、力がかかるので金属で作ることが多いですが

どうしてもの時は白い材料で作製も可能です。

この方は金属の歯にレストをかけるので金属で問題がなかったのですが

どうしても白いレストを希望される場合はご相談ください。

(金属は壊れにくいですが、白い材料は壊れることがありますので、噛み合わせ等でオススメしないこともあります。)

ちなみにこの金属のバネを使わない入れ歯は自由診療(保険外治療)になります。

(保険内での入れ歯は材料が決められておりますので、金属を使う以外に方法はありません。)

作製する入れ歯の大きさや材料によって価格が変わりますので、気になる際はお気軽にご相談ください。

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