山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」の院長の沖田です。
9月になり、だいぶ秋らしくなって朝晩が涼しくなってきましたね^ ^
新型コロナの感染者も徐々に減っているような感じですし
過ごしやすい秋になって欲しいですね。
ただ、少しずれてはいますが台風の接近が(・_・;
秋は台風シーズンですし、これからもっと増えてきそうですが
今回の台風も直撃ではないにしり風や大雨が心配ですし、できるだけ災害に備えて過ごされてください。
今回はむし歯治療についてですが
当院ではむし歯治療の際はできるだけコンポジットレジンという白い詰め物を使った治療をしています。
むし歯を除去し、唾液が入らないようにしながらお口の中で直接詰め物をしていく治療です。
これは削る範囲が少なくて済む、白くて審美的、当日にむし歯治療を終えることができるメリットがあります。
当日に治療を終えることは仮のふたなどをせずに済むので、仮ふたが外れて染みたり痛むことが減ったり、隙間から感染するのを防ぐことができます。
デメリットは、デリケートな材料で水分に弱いこと、固まる際に小さくなる(収縮)するので何度かに分けて少しづつ詰める必要がある、強度が弱い
お口の中で直接詰めるので複雑な形を作るのが難しかったりするので手技的な難易度が高いなどがあります。
(削って形を作らずに埋めるだけならすぐ終わるので、手技的な難易度の考え方は医院さんによって違うかもしれませんが)
最近は材質も良くなって、強度も増していますが
むし歯を除去した後が大きすぎる穴になったり、噛み合わせに関わる部分には使用が難しい時がことがあります。
保険治療でのコンポジットレジン修復の前後ですが。
可能であればただ埋めるだけでなく、できるだけ自然な歯の形に近づけた詰め方を心がけています。
これくらいの小さなむし歯でもインレーと言われる小さな金属が入っておられる方もおられますが
できるだけ金属を使用した治療はしたくないので、当院ではご説明後にもっと大きな穴でもコンポジットレジンを使用した治療をすることも多いです。
保険診療の場合は様々な制限があり治療に限界がありますが、その中でできる限りしっかりした治療を心がけておりますし
保険外診療でやる場合にやり方や材料が自由になる分よりこだわった治療を行うことが可能です。
金属で治療をされていても、小さな場合は外してコンポジットレジンで修復する場合もありますが
基本的には小さな虫歯に行う治療なので、可能かどうかは実際に拝見してみないとわかりませんので(・・;)
もし気になっている歯があればお気軽にご相談ください。
他の治療方法についてはまた別の機会にご紹介したい思います!
9月はスタッフのお休みがあったりで人手が少ない日や時間もありますので
ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが
ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。