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治療院長

年が明けたと思ったら、もう1月も半ばになってきました。

宇部でも気温が下がってかなり寒い日があったりして、体調を崩される方も増えている気がします。

それに加えてオミクロン株によるものか、県内の感染者の増加

今度は日本の各地に津波警報や注意報など

新年早々から心配事が多い状況ですが

早く落ち着いて欲しいですね(・_・;

 

年末はお休みもあって外科処置はしにくいこともあり、新年から続けていくつかオペがあったのですが

その中でも、歯周病によってなくなってしまった骨などを再生する再生療法と言われるオペが数例ありました。

無くなった骨を再生させるのは難しいのですが、歯を残したい、腫れて膿が出るのをなんとかしたい、などのご希望があれば可能な範囲でオペをすることがあります。

これは保険外でされることもありますが

現在では、使える材料などは限られますが、保険治療でやる歯周外科治療によっても可能になっています。

リグロスと言われる、日本で初めて開発された再生療法に用いるクスリを使うことが多いですが

実際に大切なのはどれだけ歯の根の表面についた歯石や汚れをキレイにできるか、骨がなくなってそこに入ってきた痛んだ歯茎をどれだけしっかりキレイにできるか

外科の基本である、原因除去が大切になります。

ここで、当院で使用している高倍率の拡大鏡やマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)が役立って

できるだけ拡大して治療することによって、小さく歯茎を切ってオペができますし

取り残しがないように、しっかり見てキレイにできます(°_°)

最後にする縫合も、拡大することによってかなり細い糸を使って縫合することも可能で傷が早くキレイに治ります。

 

そして、再生に使うリグロスというクスリ

やや腫れたような感じが出るとか言われることがあり、使い方が難しいのですが

使い方によってはすごく効果が出たりもします( ^ω^ )

 

このように、拡大することによって治療の結果が良くなったりもしますし

新しいクスリをできるだけ効果的に使うことによって、歯を残すことも可能になってきています。

 

ただ、歯茎の状態、骨の残り方や歯の状況などで再生療法の適応外のこともあります。

実際に診察をして診断してみないと適応かどうかわかりかねますので

気になる場合は、まずはご相談ください!!

 

技術の研鑽と新しい材料や器具などの情報について

今年もしっかりアップデートさせていき、皆さんにより良い歯科医療を提供できるように頑張ってまいります(^^)

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