今年も早いもので10月になりました。
コロナのおかげか、いつにもなく月日が経つのが早いです´д` ;
宇部市内も朝晩は少し冷えてきていますが、日中は過ごしやすくて秋晴れが気持ち良いですね。
ニュースで言われる、新型コロナだけでなくこれからはインフルエンザの心配もあります。
新型コロナでも言われていたりしますが、インフルエンザは口腔内のケアをしっかりすることで感染リスクが下がるという報告があります。
体調管理、手洗い、お家でのご自身でのお口のセルフケア(歯磨きにうがい)、専門家によるプロフェッショナルケアで感染リスクを下げましょう!
先日、テレビ番組を見ていたらピアノの演奏で順位をつけていたのですが。
ピアノの世界というのは才能と実力だけで評価されていて大変だなと思いました( ̄O ̄;)
皆さん、練習はすごい時間されていて、その世代では賞を頂いていたり
ただ、聞いていて、同じ時間練習しても超えられない壁というのもあるように思います。
プロになれば、幅広い世代を相手に自分の実力のみで認められなければならないでしょうし
音楽の世界でプロになること、さらに認められることの大変さを感じました。
我々の歯科の世界はどうなのか?
圧倒的な才能を持つ方もおられ、器用さなどどう考えても天才としか思えない先生もおられますが。
決してそれだけで認められるわけでもなく、逆に歯科医師としてはどうなの?って思う先生の医院が流行っていたり
分院を展開されて大規模な経営をされている先生が臨床が必ず上手ということもないです(経営者になって、あまり臨床をされてない場合も多いです)
歯科医師としての実力だけでなく、親しみやすさや経営者としての実力、アピールの上手さなど
様々な要因の中でいわゆる成功者が決まっているかと思います。
これは歯科医師としての実力を純粋に比べることは難しいこと、特に患者さんからしたら比べ用がないからとも言えます。
歯科医師からしたらあの先生は凄い!!って思っても、そこに通う患者さんもそこで働くスタッフさんもそんなことを知らなかったり(笑)
もちろん、実力もピカイチで経営者としても成功する本当に稀な先生もおられますが(^◇^;)
そういった意味で、色々な評価の方法があるのは有り難い世界なのかもしれません。
自分も、器用さなどは天才的と言われる先生方のような才能はないことを自覚しています。
以前、ある大学の准教授に「自分と同じで先生は器用だけど、器用貧乏というか本当に器用な先生達ほどではないよね」と言われました(^^;)
その准教授の先生と同じくらいと言われた悪い意味ではないようですが、その先生も間近で天才的な教授の姿を見続けていて、本当に器用な先生を前に敵わないという感覚があったのかなと思います。
その中で器用さがない分、自分なりに工夫したり、丁寧な治療を続けて常に進歩したいと願って診療をしています。
勉強会で知り合った県外の技工士さんに仕事をお願いすることがあるのですが。
「先生の仕事は綺麗で丁寧な仕事をされてますね。近ければ自分の治療をお願いしたい」と言って頂いていて。
最近も別の技工士さんに「模型を見て、この辺りでは保険も自費も抜群の仕事をされてますよ。すごく作りやすいです。」と言って頂き
知り合いにおすすめの歯医者を聞かれたら当院を紹介してくれていると聞いて
本当に泣きそうなくらい嬉しかったです(T_T)
もちろんお世辞などもあるかと思いますが(笑)
同じ業界で、色々な先生の仕事を見ている技工士さんにそのような評価を頂けているというのは本当に嬉しいです。
一人で仕事をしていて、自分が一番だとか、正しいとか、勘違いをしてしまうことも多いと言われる院長あるある( ̄▽ ̄;)
これからもそのような評価を同じ業界の方から頂けるよう、自分なりに日々わずかでも進歩していきたいと思います。
そして、謙虚さも忘れないようせねば…と改めて思いました^_^;
ちなみに、本当はこの週末は東京で研修予定でした。
新型コロナの心配もありますが、歯科医師としては参加して成長したいという気持ちがありましたが。
経営者として、院長として、当院のスタッフさんや患者さんに迷惑はかけられないと思ってキャンセルしました。
本当は、研修会終了後に乗る予定だった東京からの最終便が欠航となったのが1番の理由ではありますが(笑)
歯科医師としてだけでなく、院長としての判断もしっかりできるように自分自身も大きくなっていきたいと思います。