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院長

非常事態宣言の解除がされてからも、まだまだ以前の日常には戻れませんね。

まだ非常事態宣言が解除されていなかった地域の解除もされそうで、日本全国で解除されてどうなるのか

なんとなく以前の自粛ほどの雰囲気はなく、少し明るい兆しも出ているような気もします。

第二波なども考えて注意は必要なのでしょうが、この重苦しい雰囲気が早く落ち着くことを願います。

 

幸いにも当院のある山口県、宇部市は感染者も心配するほど広がることもなく

大変な地域に比べて、比較的良い方ではあると思いますが。

やはり、いろんなところに影響は出ているでしょう

 

当院も、マスコミ報道等で患者さんが心配されてキャンセルが多くなり、マスクやグローブなどのコストアップ、感染予防への対策費用、

それでもスタッフの雇用は守らねばならない、医療業とはいえ通常の経営者と同じです。

そういった中で日々の仕事をしながら、不安を感じている日々(~_~;)

そのため夜間の歯軋り食いしばりが増えたのか、最近歯が痛かったり顎が痛くなっていました( ̄▽ ̄;)

 

日中の診療中でも、歯科治療は意外と力を使いますし、集中力も必要でついつい噛みしめてしまって

そこにストレスの増加とともに、夜間の歯軋りや食いしばりが増えてしまい…

(ストレスの増加とともに、夜間の歯軋りや食いしばりが増えることがわかっています)

元々、学生時代はスポーツをしていたので、咬筋や側頭筋といった噛むための筋肉の力が強いので

顎に負担がかかったり、歯がしみたりしていたので

たまにマウスピースを使ったり、強すぎる筋力を弱めるためのボツリヌス療法をしたりして改善していたのですが

最近の強いストレスのせいか、ボツリヌス療法で弱くした筋肉の力でも、顎や歯、筋肉に負担がかかっていたようで

ここ最近ずっとマウスピースをして寝ています。

マウスピースが歯軋りや食いしばりを無くす事はないですが、顎や歯の負担を減らせるので

1週間くらい使用していて、やっと最近少し楽になってきました( ̄▽ ̄)

 

歯科の世界では、歯を失わないためには、細菌と力のコントロールが大切だと言われています。

虫歯や歯周病などは細菌が原因で、それを減らすことが必要になります。

それとは別で、目で見ることができない力についてですが

強い力や弱くても長時間の力によって、歯と歯の間にヒビが入ってそこから虫歯になっていたり、歯の周りの骨が局所的に吸収したり

直接の虫歯や歯周病の原因菌だけでなく、力によってそれらを悪化させてしまいやすくなります。

(拡大鏡や歯科用顕微鏡を使用した治療をしていると、歯と歯の間の虫歯は結構な確率で歯にヒビが見えます^^;)

また、歯の負担が増えて知覚過敏になってしまったり、歯が欠けたり割れたり、顎関節に負担が増えて顎関節症になったり

力の問題というのは、歯科的な問題や歯科治療がうまくいくかに密接に関わってきます。

 

ストレス社会と言われる現代ですが

普段から歯と歯を当ててしまっている方、就寝時に歯軋りや食いしばりがある方、虫歯もないのに歯がしみる方、顎が痛い方やカクカクと音がする方などなど

そういった症状があれば、力の負担が増えていることもあるので。

まずはお近くの歯医者さんに相談されてみてください!!

もちろん、歯医者さんでも治療分野に得意・不得意があるので、あまりそういった診断や治療をされていないこともあるかもしれませんので

歯医者さんで、虫歯もないし気にしなくて良いよって言われても、上下の歯と歯を当てている場合はなるべく歯と歯を当てないように意識して離してみてください。

 

ストレスの多い中で、この新型コロナウィルスによる生活様式の変化でさらにストレスが増えてしまいますが

お口や顎のトラブルを増やさないためにも

お口を清潔に保つためのセルフケアとともに上記のことも少し考えてみて頂き

なんとかこの状況を乗り切りましょう!!

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