非常事態宣言の一部解除で、山口県も少しずつ要請が解除してきました(^^)
まだまだ油断はできませんが、久々の明るいニュースです!
宇部市でも感染者の話はあれから出ていませんし。
このまま以前の日常生活が少しずつでも戻ってくることを願うばかりです。
新しい生活様式と盛んにマスメディアが言っていますが。
人と人が関わりの少ない社会も限界はありますし、インフルエンザなど今までも感染者を出しながら社会は対応しているので。
どこまで生活様式を変えろと言っているのか…まだまだ注視ですね´д` ;
テレビで盛んに言っていた歯科医院での感染リスクが高いという話
これも、あくまでエアロゾルが発生して、患者さんとかなり近距離で接するから濃厚接触者であるということで海外でのリスク上位に挙げられていた話を
日本のマスコミさんが、歯科は危ないという話にしてしまったようで。
歯科医が治療で感染した話はなく、元々感染リスクの高い歯科従事者は感染対策を様々している。
最近、そう言った話が歯科界では出ております。
海外では歯科医師の死亡例があり、何が正しい情報なのかわからないところもありますが。
感染リスクが非常に高いと言われているのに、国内では歯科医師の感染報告はほぼなく数例あった程度。
決して感染して当たり前の場所でなく、各歯科医院が様々な感染対策をしている結果が出ていると思いたいです( ̄▽ ̄;)
こんな時ですが
かなり前の治療ではありますが、たまには治療内容の写真を
「治療前」 「上の歯を少し削って見えにくい場所の虫歯を明示」 「上の歯の歯茎を抑えるために糸を入れ、
下の歯の詰め物を外して虫歯除去途中」
「2本詰め終わったところ(下の大きな歯はまだ未治療)」
上段左から、削る前の状態で、わかりにくい場所に虫歯と自費で詰められたハイブリッドインレーと歯との間に隙間が出来て変色があります。
で、上段真ん中がそのわかりにくい虫歯を削って見えるところまで出したところ
上段右が下のハイブリッドインレーを除去して虫歯をとっているところ
下段が一気に2本詰め終わっていますが、治療後の写真です。
少し時間は頂きますが、1日で2本詰め物をし終わっております(下段の写真、下の大きな歯の詰め物も変色していますが、これは後日治療しています)
通常はインレーという一部銀歯になることが多いかもしれませんが(この方は通常の金属でなく、白い材料のインレーが入っています)
当院ではできるだけ金属はいれず、コンポジットレジンという白い詰め物で即日治療をしています。
インレーというのは、型取りをして、石膏の模型を作成して歯科技工士さんにインレーを作成してもらい、それを後日口腔内に装着する流れになります。
この場合、口の外で作業するので、模型を手にとって様々な角度から見れて、好きな形を作ることができるので作業しやすいのですが
これを狭い口の中だと、好きな方向から見れず、使う道具の入る方向にも制限がある中で歯の形を作るので非常に大変です。
なぜその大変な作業をするのか、インレーで良いのでは?という考えになりますが
インレーは型を取るために歯を沢山削る必要があり、できるだけ歯を削らない治療の方が当たり前ですが歯にとっては良いのです^_^;
歯科医師の手間がかかる分、あまり積極的にコンポジットレジンをしない先生もおられ。
知り合いの歯科医師も、このような隣の歯との間を埋める場合はインレーを選択、特に自院で作れるセラミックインレーを勧められていると言われてました(^^;)
もちろん医院経営を考えたらセラミックインレーが良いのですが、当院ではできるだけ削らない治療をコンセプトにしているので。
インレーにしなくても良いかもしれない場合は、コンポジットレジンで治療をしています。
また虫歯ができたりこのコンポジットレジンが割れたりしても、あまり削ってなければ治療の選択肢が多く残ってくれます。
このコンポジットレジン、保険外の材料もありますし、見た目やこだわったやり方をする場合は当院でも自費での治療をさせて頂くことがありますが
今回の写真の治療は全て保険内での治療です( ̄▽ ̄)
保険で、自費で入っていたハイブリッドインレーより見た目も綺麗になっているので。
患者さんにはとても喜んでいただきました。
虫歯の大きさ、歯の残り方によったらコンポジットレジンによる即日修復は難しいこともありますが。
昔の材料に比べて、最近の材料はどんどん改良されて使いやすさと見た目もよくなっているので。
金属のインレーが虫歯で外れたり再治療が必要な場合、当院では再度金属のインレーではなく可能なら白いコンポジットレジン修復をすることも多いので。
もし気になる場合はお気軽にご相談ください。