歯科・沖田オフィスでは、院長がSJCD(日本臨床歯科学会)で世界的にも審美治療で有名な歯科医師に直接習って研鑽を積んでいます。 患者様のご要望やより自然な美しさを作るために、複数の歯科技工士を使い分けています。 治療内容は、大きく分けて保険診療と自由診療に分かれます。 当院では、どの治療を選択するにしても、品質を落とすことなく、患者さんに最大限の治療を提供することを大切にしています。
当院が考える
審美歯科について
審美歯科という言葉に、どのような印象をお持ちですか?
当院では、「審美」とは「患者様の口元と調和した美しさ」だと考えています。
歯の形や長さについては、顔貌と口元とのバランスをみて判断しています。
絵の具のように「白い」真っ白な歯がベストな色味だと考える人もいますが、そもそも歯は真っ白ではありません。
歯の表面を覆っている「エナメル質」は、透明感や深みのある白色をしています。
1本の歯でも、歯肉に近い歯頸部と噛む場所のに近い切歯部の色が微妙に異なります。
また、歯の内側を形成する「象牙質」は、すでにわずかに黄色味がかかっています。
そのため、「絵の具のような白い歯」は、どうしても本物の歯に見えない人工的な美容治療になってしまうことがあります。
本物の歯の自然な美しさをいかに模倣し、再現するか。
それが当院が目指す「審美歯科」です。
当院の審美歯科が
選ばれる
5つのポイント
- 1. オーダーメイドの審美治療
- 当院では、オーダーメイドの審美治療を行っています。
全ての患者様が独自のニーズと状態を持つという考えから、それぞれに適した治療法を選択するというものです。
ダイレクトボンディング、ベニア、クラウンなどの治療法を取り揃えており、治療の難易度と色味のご要望、肌の色、骨格などに応じて患者様の個々のニーズと状態に応じて最適な治療を提供します。
軽度の歯の色調変化や形状の問題に対しては、ダイレクトボンディングという手法を使用します。
これは、歯の表面に樹脂を直接塗り重ねることで、自然な見た目を再現します。
より大きな変更や強度が必要な場合には、ベニアやクラウンを用います。
ベニアは、歯の前面に薄い貼り物をすることで見た目を改善します。
クラウンは、歯全体を覆うキャップで、形状の改善や噛み合わせの問題を解決します。
これらの治療法を組み合わせることで、各患者様の口腔内の状態、機能性、美的な要求に最適に応え、最良の結果を出すことが可能となります。
これが当院のオーダーメイドの審美治療です。
ダイレクトボンディング:削る量を抑えた審美歯科治療
ダイレクトボンディングとは、コンポジットレジンという特殊なプラスチック製の歯科材料を用いて、歯と歯の隙間を埋めたり、歯の形や色を整えたりする治療法です。
自由診療のダイレクトボンディングでは、より高い強度を得ることができ、色の変化も天然歯に忠実に再現することができます。
- 2. 患者様にあわせた適切な材料の選択
- 当院では補綴物(人工の歯)の材料は、症例により異なる特性を持つものを選択します。
例えば、2ケイ酸リチウムは、その透明性と強度が高い点が特長であり、見た目の美しさと耐久性を求める場合に適しています。
一方、ジルコニアは非常に高い強度を持ち、奥歯などの噛み合わせの強い部位に使用されることが多いです。
さらに、色調についても患者様の要望に合わせて調整します。
ステイン技術を用いて微妙な色の変化を表現したり、築成法で自然な色彩を再現し、患者様のお顔にあわせた自然な見た目の人工の歯を作り出すことが可能となります。
このように、当院では症例と患者様の要望に応じて最適な材料と色調を選び、より自然で、かつ機能性に優れた治療を実現しています。
- 3. 当院長は日本臨床歯科学会(SJCD)に所属し、世界的に有名な審美治療の専門家から直接学んでいます
- 最新の治療法の知識を持つことは、当院が提供する高品質な治療を構成する要素の一つです。
当院では審美歯科の領域における最新の研究や技術を学び、それを治療に活用することに深くコミットしています。
当院長は日本臨床歯科学会(SJCD)に所属しており、世界的に認知された審美治療の専門家から直接学んでいます。
日本臨床歯科学会での知識と経験は、最新の科学的エビデンスに基づいています。
- 4. マイクロスコープを使ったなるべく削らない治療
- 当院ではマイクロスコープを使用した最小侵襲治療、つまり歯をなるべく削らない審美治療を行っています。
マイクロスコープは歯を極力保護しながら美しく健康な口元を実現するための最先端の設備です。
マイクロスコープを用いることで、歯の微細な部分まで視覚化し、患者の口腔内をより正確に評価することが可能となります。
その結果、必要な治療範囲を精確に特定し、過剰な歯の削除を防ぐことができます。
患者様の自然な歯を保護し、治療後の不快感や感染リスクも低減します。
審美性と口腔健康を両立させるためには欠かせない設備です。
- 5. セレックの導入により、即日での治療も可能
- セレックの導入により、審美歯科治療の効率性と利便性を大幅に向上させることができました。
セレックは、精密な3DスキャンとCAD/CAM技術を使用して、一人ひとりの患者様に対応した補綴物(人工の歯)を迅速に設計し、製作することができます。
これにより、複雑な治療でも一日で完了する「ワンデイトリートメント」を提供できるようになりました。
患者様の待ち時間を大幅に短縮するとともに、クリニックへの訪問回数を減らし、患者様の生活の中での負担を軽減します。
また、セレック独自の技術により製作される補綴物は、非常に精密で、見た目も自然で美しいというメリットもあります。
セレックについては下記で詳しく解説致します。
最短1日できれいな
歯を作るセレック
歯科医療先進国ドイツで生まれたセレックは、コンピュータで歯科補綴物(人工歯)を設計・製作するシステムです。
最新鋭の3D光学カメラで患部を撮影(スキャン)し、患者様の歯列をモニター上に再現し、コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。
そのデータをもとにセレックが人工歯を作ります。
歯科技工所に依頼することなく、歯科医院で歯科修復が行えるので経済的でもあります。
また、セレックで作るセラミックブロックは高い品質基準で製造されているため耐久性があり、処置も最短で1日と非常にスピーディーです。
美しく輝く白い歯を作るセレックは、満足度の高い審美歯科治療を約束します。
- 最短1日! 治療時間が短い!
- 詰め物や被せ物を最短1日の通院でセットできるので、忙しい方におすすめです。
- 院内で色の焼付が可能なので仕上がりがより自然!
- 患者様の歯の色や肌の色、顔全体のバランスに合わせてセラミックの色を院内で再現できるので、より自然な仕上がりが可能です。
- 高い耐久性を実現! 高品質なセラミックブロックを使用
- セレックは高い耐久性をもつセラミックブロックを使用しております。
15年後の生存率を調査した臨床研究によると、一般的な治療が約70%であるのに対し、セレック治療は93%という非常に高い結果が得られています。
- 歯科技工所を通さないので経済的!
- セレック治療では、歯科医院で人工歯を作ることができるため、歯科技工所に相談する必要がありません。
歯科技工士の人件費を大幅に削減できるため、比較的リーズナブルな価格で提供することができます。
- 上質なセラミックを使っているから美しい!!
- セレックでは上質なセラミックを使用することで、自然で美しい外観を実現しています。
もちろん、金属アレルギーの心配もありません。
また、セラミックは着色や汚れ(プラーク)に強いという特徴があります。
※セレックでの治療は自由診療です。
※より審美性を求める場合、歯科技工所に依頼する場合もあります。
セレック治療の流れ
セレック治療は、デジタル技術を駆使した歯科治療法です。
セラミック材料を使用して、傷んだ歯を修復することで、美しく健康な歯を最短即日で取り戻すことができます。
セレック治療の流れは以下の通りです。
1:虫歯や不良補綴物の除去し形成
まず、虫歯や不良な補綴物を慎重に除去し、新しい補綴物のためのスペースを作ります。患部をクリアにし、最適な形状を作ることで、詰め物や被せ物が精密なフィットするようになります。痛みの少ない治療を心掛け、患者様の負担を軽減します。
2:口腔内スキャン
次に、高精度の3D光学カメラを使用して口腔内をスキャンします。従来の型取りに代わるもので、数十秒で精密なデジタル印象を作成します。不快感を伴うことなく、迅速かつ正確に歯並びや形状をデジタルデータとして取得できます。
3:設計
口腔内スキャンによって得られたデータを基に、コンピュータ上で補綴物を設計します。3D画面を利用して、歯の形状、咬み合わせ、周囲の歯との調和を考慮した上で、理想的な補綴物を設計します。患者様一人ひとりの状態に合わせた細かいカスタマイズが可能です。
4:ミリング
設計したデータを基に、ミリングマシンがセラミックブロックを削り出し、補綴物を製作します。この工程は、精密な作業が可能んs機器によって行われ、高品質で耐久性のある補綴物が短時間で作成されます。
5:ステイン、ファーネスで焼成
必要に応じて、補綴物の色調を調整し、自然な見た目に近づけるためにステインを施しますその後、ファーネスで高温焼成を行い、補綴物の強度と耐久性を高めます。
6:補綴物の完成
焼成後の補綴物は、患者様の口腔内にぴったりとフィットするように仕上げられます。この時点で、補綴物は使用に耐えうる強度と美しさを備えています。
7:補綴物を口腔内に装着
最後に、補綴物を患者様の口腔内に装着します。高度な接着技術を用いて、補綴物を確実に固定します。患者様は自然な見た目と機能を取り戻すことができます。セレック治療は、その精度の高さ、迅速性、そして経済的な費用により、多くの患者様に選ばれています。特に、忙しい方や金属アレルギーをお持ちの方、審美性を重視される方におすすめの治療法です。
歯科技工用マイクロスコープ
歯科技工用マイクロスコープは、歯科補綴物の製作と検討に使用される高度な顕微鏡です。
歯科医師自らがこのマイクロスコープを用いて調整作業を行い、補綴物の詳細を詳細に見ることで、精度と審美性を向上させます。
当院の歯科技工用マイクロスコープは倍率の異なる複数のレンズを備えており、補綴物の詳細部分を高い解像度で視認できます。
これにより、微細な噛み合わせの調整や、表面の質感と色調を精密に一致させることができます。
特に、セラミックなどの審美材料で作られたクラウンやブリッジの製作において、細かな調整は重要となります。
また、歯科技工用マイクロスコープは、調整可能なライトソースを含む照明システムを備えていて、作業エリアに照射される光の強度と方向を調節することができます。
この機能は、補綴物の微細な詳細を強調し、色調と表面の質感を評価するのに有効で、エンジンを用いて形態修正を行い、ステイン法を用いて自然観を出す色を塗ります。
これらの手法により、当院では患者様の口腔内の状況に最適な補綴物を製作し、より自然な外観と機能性を実現します。
ラミネートベニア
ラミネートベニアの特徴とメリット
1. ラミネートベニアとは
ラミネートベニアは、歯の表面に薄い陶器製のシェルを貼り付ける審美歯科治療法です。
この方法は、歯の色や形を改善し、自然な美しい笑顔を作り出すのに適しています。
特に、変色した歯や軽度の歯並びの問題、歯の形状の不均一などの場合に効果的です。
2. 最小限の歯の削り
ラミネートベニアの大きな利点の一つは、歯をほとんど削らないで済むことです。
従来の冠治療と比べて、歯の構造の大部分を保持しつつ治療が可能です。
歯の健康を極力保ちながら、見た目の改善を図ることができます。
3. 自然な見た目
ラミネートベニアは非常に薄く、透明感があるため、自然な歯の見た目を再現することができます。 また、色の調整が可能なため、患者さんの他の歯の色に合わせて製作することができます。 これにより、自然で美しい笑顔を作り出すことが可能になります。
4. 施術のスピードと効果の持続性
ラミネートベニアは基本的には一日で治療が完了し、その効果は長期間にわたります。
適切なケアを行えば、10年以上持続することも珍しくありません。
継続的なケアにより、長期にわたって美しい笑顔を維持することができます。
5. 応用範囲の広さ
ラミネートベニアは、さまざまな審美的な問題に対応可能です。
歯の変色、軽度の歯並びの問題、歯の形状の修正、歯間の隙間の閉鎖など、多くの問題を解決することができます。
特に、歯の大きな治療を望まない場合や、自然な見た目を重視する患者さんに最適です。
ラミネートベニアは、自然な美しさと最小限の歯の削減を両立させる審美歯科治療法です。
歯の健康を極力保ちつつ、見た目の大幅な改善を図ることができるため、多くの患者さんに適しています。
短期間で行える治療法でありながら、その効果は長期にわたって持続します。
自然で健康的な笑顔を手に入れたい方には、ラミネートベニアが理想的な選択肢となるでしょう。
当院が扱う主な審美治療材
セラミック
セラミックは、天然歯のような美しい見た目と耐久性を兼ね備えた歯科材料です。 熱や圧力をかけて硬化させた無機物質から成り、天然歯に似た透明感と色彩を持ちます。 セラミックの主な利点は、審美性に優れ、金属アレルギーの心配がないことです。
ジルコニア
ジルコニアは、セラミックの一種で、非常に強度が高く耐久性に優れています。 ジルコニウム酸化物を主成分とし、金属のような強度を持ちながらも、セラミックのような美しい見た目を実現しています。 また、金属アレルギーのリスクがないのも特徴です。
ゴールド
ゴールド(金)は伝統的な歯科材料で、非常に柔らかく加工しやすい特性を持ちます。 耐食性に優れ、長期間にわたって口内で使用できる耐久性があります。 金属アレルギーのリスクも比較的低いです。 しかし、金色が目立ち、審美性に欠けるため、目立たない箇所(奥歯など)への使用が一般的です。
臼歯のステインとレイヤリング
臼歯のステインとレイヤリングは、自然な歯の色と質感を再現する技術です。 ステインは着色剤を使って歯の色を調整し、レイヤリングは透明感や影の効果を出すために異なる色のセラミック層を重ねる技術です。 これにより、人工的な歯がより自然に見えるようになります。
前歯のステインとレイヤリング
前歯のステインとレイヤリングも、臼歯と同様に、自然な見た目を実現するための技術です。 特に前歯は審美性が非常に重要であり、細かい色のニュアンスや透明感の表現が求められます。 前歯の場合、より繊細な色の調整とレイヤリングが必要とされます。
メタルセラミック
メタルセラミックは、金属のフレームにセラミックを焼き付けて作られる歯科用冠です。 金属の強度とセラミックの審美性を兼ね備えています。 金属フレームが支持体となるため、耐久性が高く、広範囲の修復に適しています。 ただし、金属アレルギーのリスクや、金属部分が若干透けて見えることが欠点です。
ファイバーコア(土台)
ファイバーコアは、歯の根の部分を補強するために使用される材料です。 ガラス繊維とレジン(樹脂)を組み合わせたもので、強度と柔軟性を兼ね備えています。 天然歯の根と同様の弾力性を持つため、歯にかかる力を均等に分散させ、歯の破折を防ぐ効果があります。 また、金属を使用しないため、審美性に優れています。
歯色の白いは七難隠す
笑顔は人を最も美しく表現する手段の一つです。
笑顔は人々とのコミュニケーションの基盤でもあります。
当院の審美治療の目標は、その笑顔を最高の状態に保つことです。
それぞれの患者様の独特のニーズと要望に対応するために、私たちはオーダーメイドの治療、質の高い材料の選択、そして最新の技術を活用します。
その結果、患者様一人ひとりの美しさを最大限に引き出すための最良のソリューションを提供することができます。
当院では、患者様が自信を持って笑顔を見せることができるよう、常に全力を尽くします。