朝は寒い日もありますが、宇部もだんだん暑くなってきましたね。今年の夏も暑いのでしょうか…。

いきなり暑くなってくると体調を崩しやすいのでお気をつけ下さい。体調を崩すとお口の中にもトラブルが出やすいことはご存知ですか？

お口の中は細菌だらけで非常に不潔な部位になります。

身体が元気な時は細菌を抑える免疫能が働いていますが、疲れやストレスなどで免疫能が落ちてしまうと細菌を抑えることができなくなってしまいます。

そんな時に歯周病から歯茎が腫れてしまったり、神経のない歯根の先に住み着いた細菌が活発に活動をして痛みや腫れが出てしまうことがあります。

当院でも最近は腫れや痛みが出て来院される方が多いです。

一見何も症状がなかったとしても、歯周病や歯周炎は進んでいて身体が頑張って抑えているだけかもしれません。

痛みがなくても時々はご近所の歯科医院を受診されてチェックして頂くことをお勧めします。

ちなみに症状がなくても歯科医院に通う方が多い北欧圏では、定期的に掃除やチェックをしていくと歯を失う本数は非常に少ないというデータがあります。

日本でも厚生局の資料から６５歳以上のシニア世代で３年以上同じかかりつけ歯科に通っている方は、かかりつけ歯科がない方より歯が残る数が多いというデータがあります。また、歯が弱いお子さんでも定期的にフッ素を塗ることによって虫歯の数を減らせることが分かっています。

いつまでも自分の歯で美味しく食事ができるよう、普段の歯磨きにプラスしてご近所の歯科医院を上手に活用されて下さい。