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治療院長

早いもので2月です。

節分の年の数だけ豆を食べる…

豆を食べただけでお腹一杯になってしまうと年齢を感じてしまいます( ̄◇ ̄;)

開業した時と気持ちは変わらない(むしろまだ学生気分??)のですが

確実に体は年齢を重ねて無理が効かなくなり、疲れも取れなくなってきました(ToT)

 

コロナ以前のような毎週のように県外に勉強にいく機会が減ってしまいましたが

今年も可能な限り積極的に勉強に行って頑張ろうと思っています。

ただ、無理をしすぎないように(通院頂く皆さんにご迷惑をおかけしたら本末転倒なので)

体調と相談しながら、自分自身をレベルアップしたいと思っています。

 

お口がポカーンと開いたお子さんが増えてますが

大人は噛み締め食いしばりが増えています。

先日、ニュースでもやっていましたが顎の痛みや口が開かないという理由で整体?などにいかれている方が増えていると(゚ω゚)

これは顎関節症と言われるもので、筋肉に症状が出たり、顎関節に症状が出たりと様々ありますが。

主な原因に歯軋り食いしばりがあります。

 

夜間の寝ている時の歯軋り、食いしばりはストレスと関連して増えると言われております。

また、日中に歯を当ててしまっている方(楽に唇を閉じてもらって歯が当たっている方は要注意です!!)も増えていると言われています。

奥歯が当たると口を閉じる筋肉が働いてしまいます。

なので、奥歯を当てていればいるほど筋肉を使っているので筋肉疲労を起こしたり、いわゆる筋肉痛の状態になります。

この筋肉の痛みで口が開かない、顎が痛い、こめかみあたり(側頭筋という筋肉)が痛いなどの症状が出ますし

筋肉の力で顎の関節に負担がかかると、カクカク音がしたり口が開けづらい症状や顎関節の痛みなども出たりします。

(顎関節症とは関係ないですが、その筋肉の力で歯がすり減ったり割れてしまったり、力がかかって歯周病が悪化することもあるのでご注意ください)

もちろん、かみ合わせが悪かったり、歯がないなどで片方でしかお食事できないなどでも、片側ばかりに負担がかかって顎関節症になったりもあります。

 

どうしたら良いのか??

一番は歯を当てないように意識してもらう事が大切です( ^ω^ )

歯を当てていたら歯を離す!!を意識してください(歯と歯は1日15分〜20分程度しか当たっていないのが普通とされています)

どうしても歯を当ててしまう、寝ている時に無意識に噛み締めや歯軋りをしてしまう場合は

ナイトガードとも呼ばれたりするマウスピースの使用やボツリヌストキシン製剤の注射などで改善することもありますし

どうしても痛みが取れない場合は大学病院などと連携して関節腔内の洗浄などをお願いすることもあります。

そして、歯や歯周組織に問題があって片側ばかりで食事をしてしまう場合はしっかり両側で噛めるようにしたり

歯並びの問題で前歯が当たっていない方などは奥歯に負担がかかりやすく、奥歯の負担=筋肉や顎関節への負担になったりもするので

矯正や被せ物なども含めたかみ合わせの治療などを考えて頂く必要が出ることもあります。

 

コロナでのマスク生活で、ついついマスクの下で歯を噛み締めている方

コロナのストレスで睡眠時の食いしばりや歯軋りが増えた方

ご注意ください!!

 

整体などでは筋肉や関節に対してマッサージなどでほぐしたり整えたりと症状の改善をしてもらえるかもしれませんが

歯の治療は我々歯科医師だけしかできない治療ですし、他にも歯医者にしかできない診断や治療法も多々ありますので

気になる症状があるときは歯医者さんにもご相談ください!!

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