春というか夏に近いような日差しの日曜日にデジタル歯科学会に参加してきました。
歯科の世界でも印象(歯の型取り)や失った歯の形態を回復させる被せ物など、従来のやり方からデジタルを使用したものに変化しつつあります。
デジタル化は特に海外では進んでいますし、日本でも自費診療で使うセラミックの歯などには使用頻度が多くなってきています。
昨年から保険診療でもコンピューターを使用して一部の歯には硬いプラスチックのような材質で作る金属を使わない白い歯が適応になりました(詳しい話をお聞きになりたい方はお気軽にご相談下さい)。今後は歯科でもますますデジタル化が進んでいくと思うので、その分野も積極的に勉強していきます。
学会では招待講演をされた韓国のShin先生の素晴らしい治療の発表を聴き、座長の千葉豊和先生のはからいでその後に食事をご一緒させて頂く機会もあって刺激を受けた週末でした。
デジタル化が進むとコンピューターで読み込むために歯を削る形や量が従来の金属を使用した場合と変わってきます。そのため、当院では高倍率の拡大鏡を使用して治療に当たっております。治療では常に拡大鏡を装着しているので、初めて受診される方は少し怪しく感じられるかもしれませんがお許し下さい(笑)